非常階段の揺れかた

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中お代わりとはこういうこと。

 

学校に来ました。

昨日までは「もう無理!終了!終了〜!」とか言って家から一歩も出る気がなかったけど、朝起きてとりあえずランニングしてシャワー浴びて椅子に座って、めっちゃ重い腰、重いっていうよりかは椅子に引っ張られてる感じの腰を無理やりあげた。自転車漕ぎながら「今なら引き返せる」と何度も唱えた。神田川がきたない。風がぬるい。桜蔭高校の制服を着た女子高生たちが胸を張って歩いているのがつらい。ぼくは胸を張って自転車を漕いでいるか。猫背である。

 

なんとか大学についた。実習に行こうか五分ぐらい悩んだ。実習着に着替えてるときに、上着を着て、ズボンを変えようとしているときにパンツのまま30秒ぐらい手が止まった。

 

はじまってみたらなんかみんなが優しい。さっきまで世の中は全て俺の敵、みんな俺のことバカにしてるんだぜ、みたいなことをずっと考えてたのになあ。NHKへようこそ! かよ。ようこそかよ!

 

誰しもメンタルに波はあるのだと思うけど、23歳にしてこの起伏はちょっとやばいんじゃないかなーって思う。まぁ、波に乗ってるときも別に何かできるわけでもない。せいぜい頑張って蛇を首に巻いてイェーイができるレベルのことしかできないと思う。したことないけど。でも落ち込んでるときにとことん落ち込んでしまって何もできなくなってしまう。要するにただの無能なのである。

 

そういうときの回復の仕方を知りたい。いつもどうやって回復してるんだろうと思う。

 

とりあえず今は非常階段に座って缶コーヒーのんでる。

誰かが階段に来るたびにバタバタ揺れるし落ち着かないけど、コーヒーが美味しくなるわけでもないけど、非常階段はわりと座り心地がいい気がする。

山羊になりたい。

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